☆注意☆
話の中で“人魚姫”の部分や“リトルマーメイド”の部分が入りまじっています。
が、そこは小説の内容にそれ程大きな影響はないので、流して読んで下さい。
パロディをご理解頂ける方のみの閲覧をお願いいたします。
☆第1話☆
これは昔の話。遠い昔、まだ海に−人魚−がいた時の話。
ルイは海の世界の王国のお姫様。
末っ子でお転婆で好奇心が強く、そして…人間になりたいと、いつも願っていたのです。
そう願い日々を送るルイの生活にある転機が訪れたのです。
その日は凄い大嵐…。
よりによって、ルイは少し遠くの海まで散歩に行ってたのです。
☆第2話☆
召使に案内され、洞窟の奥に入っていくと美しい魔女が座っていたのです。
「貴方の願いを叶えてあげる、そう言ってるの。」
「私の願い…?」
「そう。人間になりたい、そして友達のリドを助けたい・・。」
自分の考えをズバリと言い当てられてルイは驚きました。
「でも願いを叶えるには、条件があるわ。」
「あなたのその美しい声を私に頂戴。」
☆第3話☆
ルイの幸せな生活に嫉妬したセナガは、魔法を使い王子を誘惑しました。
それに引っ掛ったジャンク王子はセナガ(魔女)との婚約を決めてしまったのです。
今まで心惹かれていたルイの事も忘れて…。
明日はとうとう二人の結婚式…。その時、リドが現れたのです。
「ルイ…この短剣で王子を殺せばいいよ。…そしたら、貴方は死ぬ事はない…」
「…(そんな…愛したジャンク王子を殺すなんて…)」
「でも、貴方はセナガとの契約で、
一週間以内に好きな人と結ばれなかったら泡になって消えてしまうんだよ?」
-----------☆運命の分かれ道☆----------
(第4話選択)
大好きな王子様を殺せば、貴方の命は助かる。
王子様、私は…!
| ☆第5話☆(自分が死んだ後…) | ☆第5話☆(王子を殺した後…)[完結] |
| 少女の命がひとつ、失われても尚、 海は変わらず波音を奏でる。 そして、契約を終えた“契約”もまた、同じように。 |
王子を殺しただけでは、 ルイの怒りはおさまりませんでした。セナガを殺す。 その為には、親友のリドをも利用するルイ。 A Mermeid Princess Tragic 衝撃の結末! |
☆第6話☆
ちょうど百年が過ぎた頃。
泡となったルイは広い海の中でふと思い出した。
自分が何者であったのかを。 そして感情は溢れ出す。
私はあの人に恋をした。 私はあの人を愛した。
私はあの人に裏切られた。 それでも愛は続いていた。
動き出した泡は、だんだんと形になっていった。
人間のそれに良く似た形の泡がふと止まった。
新たな姿を得た人魚姫は、愛する王子を求め動き出す。
☆第7話☆
姿の変わったルイは王子を探していた。
王子と出逢ったその時に、大切な親も友達も捨てて人間になる事を選んだ。
けれど、最後に違う人を選んだ貴方。
それでも貴方は何度も私の名前を呼んでくれた。
私は一度もあの人の名前を呼ぶ事はできなかった。
もう一度会って名前を呼びたい。私の唄 を聞いて欲しい。
せめて、あの方に届くように唄を歌おう。
☆第8話☆
海の男達は、海に出ず酒場で仲間と話していた。
「海が啼いた日は沖に出るなってのは昔から船乗りに言い伝えられてきた事なんだぜ。
嵐が起こるからなぁ。」
「それなのによぉ、手前のカミさんが怖いからって沖に出ていった馬鹿な奴らの多い事。
皆帰って来なかったんだ。」
どうも船乗りの男は多くの仲間を失ったらしい。
嵐で海から戻れぬ男達が増えていっていたのだ。
A Mermeid Princess Tragic of Rid
☆第1話☆
A Mermeid Princess Tragic 新章が始まった。
セナガ、そして親友だったルイまでもを殺したリド。
次の新たな目的とは…ジャンク王子の富・名声…そして、王子の姿。
リドは人間の魔女を訪ねた。
魔女は王子の姿を与える変わりに、王子になったら助言者の位置を与えろと言う。
その魔女は、何でも知っている。
リドの未来も、そして、この国の未来も。自分の未来でさえも。何でも知っている。
その魔女が助言者の位置を求めた理由とは…。
☆第2話☆
「私の愛するノディス国の民たちよ。大きな喜びと祝福の言葉をありがとう。」
ジャンク王子となったリドは、完璧な王子を演じたのです。
国民は誰一人として王子を王子でないと思う者など居ませんでした。
事実を知るたった一人の魔女・キサヒ以外は。
キサヒは、城に住み、リド:ジャンク王子の信頼する助言者になりました。
刻が経つにつれ、2人の関係はより深まって行きました。
「お前の目的は何だ。」 そう言ってキサヒの首を掴んだリド。
リドとキサヒの邪悪なものが渦巻くこの世界。
「今はあくまで“警告”よ、リド。次は無いと思いなさい。」
