藍々 碧

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恋台詞で10題 T


恋台詞で10題 T

01.君と出会った事は偶然じゃないと思いたいんだ。
02.いつかの出会いより、今の出会いを大切にしたい。
03.今日できることは今日やろう。
04.君を失うよりも悲しいことは無いよ。
05.夢を語ったのは何年前のことだろう。
06.嘘つきなのは全て君のため。
07.明日の楽しみは君に会うことなんだ。
08.その想いに気付いたときは遅かった。
09.気持ちに嘘をついてまでの訳があるんだ。
10.疲れを感じたら一緒の幸せは来ないよ。

09.気持ちに嘘をついてまでの訳があるんだ。

「ねぇ、次、何行く?」

そんな会話をしながら園内を歩く。

「そこのカップルさん!」

そう声をかけ、誰かに肩を突然叩かれた。

「?!」
「あそこのショップの割引券お渡ししてるんで、
 帰りにでも寄ってってください!」

呆然とする俺に、割引券を渡してそのおじさんは去っていった。

「カップルだってさ。」
「…な。」
「そう見えたのかな?」
「さあ。口実じゃねぇの?」

嬉しかったよ。正直。
他人からそう見られたこと。
でも、それを肯定しちゃうとさ、

俺、自分の気持ち抑えられなくなっちまう。

「・・・」

気持ちに嘘をついてまでの訳があるんだ。
君との関係、壊したくない。

だから、嘘を吐いたんだ。

「もう…なんでそんな事言うの?」

隣に居た君の瞳から、涙が溢れた事に気付いて、焦った。

もう…疲れた。


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