藍々 碧

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恋台詞で10題 T


恋台詞で10題 T

01.君と出会った事は偶然じゃないと思いたいんだ。
02.いつかの出会いより、今の出会いを大切にしたい。
03.今日できることは今日やろう。
04.君を失うよりも悲しいことは無いよ。
05.夢を語ったのは何年前のことだろう。
06.嘘つきなのは全て君のため。
07.明日の楽しみは君に会うことなんだ。
08.その想いに気付いたときは遅かった。
09.気持ちに嘘をついてまでの訳があるんだ。
10.疲れを感じたら一緒の幸せは来ないよ。

03.今日できることは今日やろう。

春休みの課題。
これって、何か意味があるもんなの?

学年が変わるこの季節くらい、のんびり桜見学でも
させてくれたらいいのに。

-----プルルルル

「はい?もしもし??」
「宿題で解らない所があるんだー、教えて〜」

家にかけてきてるのに、
名前も名乗らない彼女に半ば呆れながら…。

「どこよ?何の教科?」
「美術。」
「・・・・電話じゃ無理じゃん。」
「うん。」
「店まで来いってか?」
「…と嬉しいなぁー☆」

そんな感じで呼び出された俺。

「ここ、何色がいいと思う?」
「・・これ、何?」
「…桜の花びらですけど?それ以外に何があるのよ。」

美術の才能ねぇなぁー、なんて思いながら。
笑いを堪える。

「まぁ、1週間あるんだし、ゆっくりしてけばいいじゃん?」
「うーん、今日できることは今日やろうと思って。」
「別に、今日できることでも、明日してもいいんだってば。」
「そうかなぁ〜…」

「とくに、美術は、精神的なもの関係してくるし?」

とか言いながら、明日も君の隣に居たいだけの。
ただの口実

「じゃ、明日にしよーかなぁ…」
「おう。そうしろよな。」

「紅茶でも飲んでいく?」
「いいの?」
「勿論で御座います♪少々お待ち下さい♪」
「はいはい。」

すっかり店員な彼女を見ながら、
俺は彼女の美術の課題を思い出して、笑いがこぼれた。


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