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01.毒りんご
「はぁっ、はぁっ、はぁっ!」
「どこかに隠れるところは…?!」
「あ、小屋…!」
彼女は狩人に追われ、森に逃げてきました。
しかし、森には凶暴な獣が居たので彼女はその獣からも逃げていました。
逃げまくりでした。
「…お邪魔しまぁーす・・・・。」
入るとそこは、小さな机・皿・イス・そしてベッド。
色々な小さいものがありました。
「もう、疲れた…。寝ても…いいよね?」
彼女は勝手にその小屋のベッドをくっつけて寝ることにしました。
そんな感じであの有名な“白雪姫”と同じようなパターンで
そこの住人の小人達としばらく暮らす事になりました。
しばらく暮らしていると…
------コンッコンッ
「はーーい。誰ですかー?」
「…ゲホッ…リンゴ…ゴホッ…」
「だ、大丈夫ですか…?」
「リンゴ…リンゴ…買って…薬が買えない…。」
どうやら、訪ねてきたのは病気のおばあさんで、
そのお婆さんはお金がないので病気の薬が買えないとか…。
「まぁ…リンゴくらい…。買いましょうか?」
「じゃ…これを…」
「いやいや、そのカゴのリンゴ、全部買います!」
「へっ?」
「リンゴ1個100円くらいでしょ?」
「ありが…ゴホッ…ありがと…よ…ゴホッ」
「よく…洗って…食べておくれよ…」
「ありがとーっ!」
彼女が部屋に入ろうとすると…
リンゴの様な洋ナシの様な…果物が玄関の前にひとつ、
転がっていました。
「?これ…リンゴかな?お婆さん落としたのかな?」
それは、お婆さんが落としたものではなく…
彼女を追い出そうと小人達が置いてた毒リンゴ…。
「ま、いっか♪食べちゃえ。」
---ガリッ
「ううううっ!!!!!」
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