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03.夕日に映る君
「ねぇ、トナカイさん達。・・Cmarno・Chrisの家には、まだ着かないの?」
「それが、夜の空ってのが、こんなに暗いとは…」
「まさか・・・?」
「ゴメンよ。迷っちまったよ。」
「おい!w」
「とにかく、どこかに降りたら?」
「降りるにも、夜中だろ?家の明かりが点いてる家が少なくて…。」
「困ったなぁ…。」
サンタが、悩み顔を下に向けると、地上は真っ暗。
まるで、サンタだけが取り残されたような暗闇。
「本当に暗いや…。」
「あ!何か光ってる!!」
そこには、闇の中にひとつ赤い電球の様に光るものが…!
「近づいてみよう!」
近づいていくと…そこには、一匹のトナカイが!
「うおっ?!何だあんた達?!」
「なんだよ…トナカイかよ…。」
期待していたのに、ただの赤鼻のトナカイだと、知りトナカイ達はがっくりしました。
「いや、これは…!ライト代わりになるんじゃ…!」
サンタは、赤鼻のトナカイに言いました。
「私、今から町へプレゼントを届けなくちゃならないんだけど…。
暗すぎて見えないから、手伝ってくれない?」
「…っけ。どうせパシリにされるだけだろ。」
赤鼻のトナカイは陰気な性格でした。
「いや!君のその赤い鼻は夕日みたいに明るい!」
「・・今までだって、この鼻のせいで散々いじめられたんだ。」
「…!変わろうと思わないのか!私達の道を照らしてくれよ!」
その言葉に衝撃を受けた赤鼻のトナカイ・ジェンジョンは
サンタと共にプレゼントを配る事にしました。
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