藍々 碧

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恋台詞で10題 V


恋台詞で10題 V

01.今日、言いたいことがあるんだ!
02.ゴメン、笑顔はまずい。
03.分かってくれるって思ってたのにな。
04.明日あいてる?
05.理解してくれなくったっていいんだよ!
06.どれだけ好きか、教えてあげる。
07.いつだって、不安、不安、不安。
08.約束してくれますか?
09.何度裏切れば気が済む?
10.すきすきだいすき。

08.約束してくれますか?

俺は、ある日、結の喫茶店に居た。
それは、結の母親と、結たちが、これから…。

どうしていくのか、っていう、お金とかの問題とか、
とても大切な話し合いに参加するためだった。

何で俺がそんな場に居るのか、…。

「早速始めたいところだけど…。」

と結の母親は、俺を睨んだ。

「あ、俺は、小石剣十です。えっと…。」
「何で部外者がこの場に居るわけ?」

「それは…、」

俺も、自分がこの場に居る事に少し違和感を感じていた。
でも、結はどうしても、と言った。

「あんたが何を言ったか、証人になってもらう為よ。」

「ははは、こんなガキが証人?笑っちゃうわね。
 まるでママゴトね。まぁいいわ。始めましょう。」

相変わらず、嫌味たっぷりの口調だ。

何がそんなに気に入らないのか…。



話し合いは、随分長い時間あったように思う。

俺はその間一言も話さなかった。
けど、彼女が喫茶店を去るとき…。

「約束してくれますか?」 と一言聞いた。


すると、彼女は、ひとつ、口の端をくいっ、と挙げて。

「もちろんよ、坊や。」 と言った。


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