[Sprit×Drug−精神安定剤−]
[06AB]
「崇を助けてくれない?」
「え?そんな事でいいの?」
「うん。」
「解った、じゃちょっと待ってね。」そして彼女は携帯を出し、またショウと言う彼氏に電話をした。
「もしもしぃ?ショウちゃん?うん。もうこっちは終わったんだけど…」
「ショウちゃんは?ん?終わった?…じゃ、そいつ連れてきてよ☆」しばらくするとショウと言う名の彼氏とボッコボコにやられたんだろうな…
という様な崇が来た。「崇…!大丈夫か?!」
「はは、全然平気だぜぇ〜」
「おい、本当かよ…病院行くか?」
「それが翔、俺全然痛くないの!『俺殴られてるなぁ〜』って意識はあるのに。」
「・・・・と、とにかく俺の家行こう!」そして俺は足元のふら付いてる崇を連れて実家の方に向かった。
姫と一緒に住んでる事が崇にばれたらヤバイと思ったからだ。正直、あの親の家に戻るのは気が引けたけど仕方なかった。
「ごめん、母さん。翔だけど空けてくんない?」
「…どうしたの?!」
「ちょっと崇が喧嘩してて、ここが近かったから…ゴメン。」
「そんな事言わなくても使えばいいのよ。」意外と普通に話せるもんだと思った。
「俺の部屋、まだあるの?」
「えぇ、触ってないわ。」
「使っていい?」
「えぇ、お茶持って行くわね。」「おい、崇…大丈夫か…??」
「翔〜、お前と母さん変じゃねぇ?」
「え?!そんな事ないよ。普通だよ。」
「ふ〜ん…」
「とりあえず、傷口消毒するぞ。」「なぁ、崇…お前いつまで薬やってる気?」
「え?もうすぐ辞めるよ。」
「もうすぐ、っていつだよ。」
「さぁ、いつかなぁーっ?」崇は大切な友達だから、本当に救ってやりたいと、そう思った。
このままじゃ、事故で死んだ先輩と同じ様に…「いい加減辞めろよ!」
「お前みたいに?渡されたらやっちゃうのに?」崇の言ってる事に何も言い返せなかった。
事実、俺は崇に渡されたモノを捨てずに口の中に入れてしまった。「そ、それは…」
「それに、お前だってこの部屋にまだ隠してんだろっ?」
「いや、全部捨てたよ。」
「じゃ、これ何だ?」
「?!」そう言って崇の右手にはいつの間にか薬が握られていた。
「絨毯の下に入ってたぜ。」
「…!!!」
「結局お前みたいに『辞める!』って言っても隠してるだけじゃ、意味ねぇじゃん。
ドラッグは一度やったら辞められないんだよ!」隠してあったのは俺が引っ越す前のものだった。
「欲しいんじゃないの?翔くん♪これ。」
俺は…
■ 崇から奪い口の中に… 次の展開を選ぶことが出来ます。
お好きな方をお選びください。■ 崇から奪い捨てた。
