[No Distance小説大会 Vol.02]
監督&原案 : 鳳 ヰ流
原案&著者 : 藍々 碧
出演    : 千 妃咲

[ 8話] >>Detective!!


私は、次に藍々 碧を呼び出した。

しかし、推理小説好き、という彼女を自白に追い込むのは、相当な話術が要るだろう。

そして、彼女は妃咲から話を聞いているに違いない。

そして、彼女にいつケーキを盗む時間があったのか。私には検討もつかないのである。

さて、どうしてものか…。

「探偵さん。私たち一人一人呼び出して何してるんですか?」

「いや、キミに自白してもらおうと思って。」
「はあ?」

「キミが、犯人だね?」
「どーしてそうなるんですか。」

そう言われて、私は次の言葉が出なかった。

うーん…。キミには完璧なアリバイがありすぎる。」
「だから?犯人なんですか?」

「どんなへっぽこ推理小説でも、もっとマシな探偵がいますけど。」
「探偵さん…。探偵やめた方がいいんじゃない?」

「もし、私を犯人だと疑うなら、それなりの証拠を出してくださいよ。せめて状況証拠とか。」

「すまなかった…。」

どうやら彼女も犯人ではなかったようだ。



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※この物語はフィクションです。