[No Distance小説大会 Vol.02]
監督&原案 : 鳳 ヰ流
原案&著者 : 藍々 碧
出演    : 千 妃咲

[ 6話] >>Detective!!


さて、今までの状況から考えて…。
推理をしていくわけだが…。

正直、誰が犯人でもおかしくない状況、
と考えていいだろう。

ダメだ…。
全然検討がつかない…。

こうなったら、
手当たり次第に犯人を挙げていくのが、

一番確実で、手っ取り早い方法だろう…。

だが、名探偵○○のように、
事件の関係者全員の前でそれを行う事は、
探偵生命に関わるだろう。

…何せ犯人を特定できていないのだから。

そこで、私は、ひとりずつを呼び出し、
犯人である事を自白させることにした。

まず私は、今回の事件で一番関係ない、
と思われるものを呼び出した。

そう。店員の山本だ。

「…あの、お客様、
 こんな所に呼び出されても困ります。」
「すまない。しかし、キミも今回の事件の
 大きな関係者と言えるだろう。」
「意味が解らないんですけど?」

「キミが、犯人だね?」
「は?」

私は、威圧的な態度で、彼女が犯人の場合
考えられる仮定を話した。

「キミはあの日、鳳組の組員の面々が
 店内に来たときに、持込禁止だという
 事を知っていながら、見過ごしたね?」
「いえ、何のことだか…、」
「嘘を吐いても、もう解ってるんだ!」
「意味が解らないんですけど?」

「キミは、あの日鳳ヰ流さんが店内にケーキの箱らしきものを運び入れた時、
 すぐに注意する事ができず、このままでは、バイトの自分の身が危ない
 と考え、ケーキを食したんだろう!!」

「お客様、これ以上ご迷惑な行為を続けられるようでしたら、警察呼びますよ。」

どうやら彼女は犯人ではなかったようだ。



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※この物語はフィクションです。