[No Distance小説大会 Vol.01]
著者:千 妃咲

[ 7話]



そして日曜日。


デート日和にはふさわしいポカポカした陽気であった。
しかし友枇の心は晴れ時々雨な気分である。

「尾方くんのデートは楽しみだけど何事もなく終われますように…!」

不安を大きく残したまま待ち合わせ時間が迫って来る。
友枇と裕香は一緒に向い、尾方より若干早めに到着した。

「少し早く着きすぎちゃったね。」
「友枇ちゃんは本当に良かったのかなぁ?
 折角憧れの尾方君とデートだったのに、こんなお邪魔虫連れてきちゃって。」

裕香は少し皮肉めいた態度でそんな事を言ってくる。

「なっ…!今更そんな事言わないでよ。
 それに、Wデートの提案は尾方君が言い出した事だし!それに…」

「裕香の約束破って内緒で尾方君とデートなんかしたら裕香が…」
「え?」
「ともかく!女の友情も大事なの!」
「・・・・・」


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