[No Distance小説大会 Vol.01]
著者:千 妃咲
[ 2話]
「そんな緊張しないでよ。リラックスリラックス♪」
尾方君は私の緊張をほぐそうとしてか気を使ってくれている。
「あの…尾方君はどうして私なんかを好きになってくれたのかなぁ?」
友枇は自信がなさそうに尾方に尋ねた。
実際、自分のどこがいいのか自分にも分からなかったからだ。
「そうだなぁ、なんか普通の女の子って所がかえって気に入っちゃったんだ
なんだか守ってあげたくなって可愛いなって思ってたんだ。」
尾方君は私の事そんな風に見ていてくれてたんだ。
こういう風に言われると悪い気はしないなぁ。
この人となら付き合ってもいいかも…。
「それで、川原さんは俺と付き合ってくれるのかな?」
そうだった。今は重大な告白の返事をしにきたところだった。
「はい、あたしも実は尾方君のこと前から気になっててこんな私でよかったら…」
「まじで!?やったぁ!!」
尾方君は嬉しそうに叫んで私は少しビックリしてしまった。
