[Sprit×Drug−精神安定剤−]
[08BAC]


―――――あれから半年…。
「望月くん、ご飯ですよー。」
「はーい。」
俺は、ドラッグの更生施設にいる。
ここでは、依存症の人々が共同生活をしている。
「望月くん、ブロッコリー食べてくれない?」
「ああ、いいよ。」
あれから…、 あの事件から、崇はまだ目を覚ましていないらしい。
そして、警察も姫の行方を見つけられずにいて、
捜査は打ち切られたと言っても過言はなかった。 俺は、今でも姫を忘れられない。
そして、姫が崇を刺したことを、未だに信じていない。
きっと、姫に罪を擦り付けた人間が他に居ると思う。
だって何よりも、あの時、俺の居場所をなぜ警官が知りえたのか。
誰が通報したのか。
考え出すと、不可解なことが多い。
「望月くん、何ぼぉーとしてんの?」
「あ、ごめん。」
「あ、やばくなった系?」
「いや、大丈夫。」
「マジやばかったら言いな?いいのあげるから。」
俺は、あとどれくらいここに居るのだろう。
ふと、目に入った施設の廊下の掲示板には、姫の写真が貼られている。
『犯人逃走中!』の文字と共に。

−犯人逃走中編− −END−


☆執筆後記☆

ここまで読んでで頂き、有難う御座いました。
−犯人逃走中編−如何でしたでしょうか。

謎の多いSDの中でも、また謎のストーリーですよね。
完結してるのに、煽るのも、どうかと思いますが、
姫の動機とは…?崇の運命は…?そして、翔はこの先どうなるのか…?

と、なりますよね。

Spirit×Drug−精神安定剤−には、まだ他にもエンディングが沢山あります。
他の話も是非、お読み下さいね!♪

c...藍々 碧


前へ
TOPへ戻る