[Sprit×Drug−精神安定剤−]
[08ABA]


「はい、あーんして?あーん。」

その時、なんだか頭ん中がくらくらしてきて、看護婦さんにされるがままになっていた。

「そうそう、いい子ね…。」

看護婦さんは俺の口の中に薬を入れた。

「あー、もう涎まで垂らしちゃって〜イケナイんだから!」

飲まされた薬に感覚の記憶があった。これは 薬=ドラッグ だった。

「んっ…な…んで?」
「仕方ないんだよねぇ、あたしも先生に頼まれただけだし…。許してね☆
 眠くなったら、忘れてるだろうけど☆」

そして、俺は消え行く意識の中でまたもや瑞姫と名乗る人物と崇が部屋に入ってくるのを見た。




目が覚めると家の近くの大学病院のベッドの上だった。

「あれ?ここは…??」

「あ、起きたんだ!」
「姫…!ここは?」
「病院だよ!翔君家の屋根から落ちて…」

そうだ。またドラッグをやってしまったんだった。

「ゴメン、姫・・・。俺。」
「ううん。あたしに謝るのは間違ってるよ…。」

--------------コンッコンッ

「…?はい?」
「望月さん、お薬の時間ですよ」
「何だ、看護婦さんか…。」
「何だって何よ?失礼な子ね。」

看護婦さんはそう言いながら、俺に点滴?を注射した。

「何の点滴?」
「秘密☆」
「そんなの秘密にしてどーすんの?」
「はいはい、じゃ、彼女さん?お薬飲ませてあげてくれる?」

看護婦さんはそう言うと姫に薬を渡した。

「大丈夫だよ!自分で飲めるって。」
「体調子悪い時には甘えなさい!♪」
「本当に大丈夫!俺自分で飲めるから!」
「じゃ、翔君はい、あーんして?あーん。」

その時、なんだか頭ん中がくらくらしてきて、姫にされるがままになっていた。

「そうそう、ちゃんと飲んじゃうんだよー翔君♪」

姫は俺の口の中に薬を入れた。

飲まされた薬に感覚の記憶があった。 薬=ドラッグ だった。

「姫…な…んで?」
「仕方ないんだよねぇ、あたしも教授に頼まれただけだし…。研究の一貫なんだ!許してね?
 起きても忘れてるだろうけど。」

そして、俺は消え行く意識の中でふと、前にもこんなことがあったっけ?そんな事を思っていた。



目が覚めるとそこは家の近くの大学病院のベッドの上だった。

−人体実験・忘れ行く記憶編− −END−


☆執筆後記☆

ここまで読んでで頂き、有難う御座いました。
−人体実験・忘れ行く記憶編−藍々お気に入りの完結話です。
怖いのは、怖いんですけど。

教授とは…?そして、瑞姫とは…? 謎は増えるばかり…。

Spirit×Drug−精神安定剤−には、まだ他にもエンディングが沢山あります。
他の話も是非、お読み下さいね!♪

c...藍々 碧


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