[No Distance小説大会 Vol.02]
監督&原案 : 鳳 ヰ流
原案&著者 : 藍々 碧
出演    : 千 妃咲

[ 3話] >>Detective!!


それでは、早速各人にアリバイを聴取して行こうと思う。

まずは、千 妃咲だ。
彼女は、この事件の一番の被害者と言っても良いだろう。

自分を祝う為のケーキが、食されていたのだから。
しかし、何が事件のきっかけになるかは、解らない。

「妃咲さん、少しお話聞かせて貰えますか?」
「はい、なんでしょうか?」
「妃咲さんの、その日一日、事件が起こるまでの行動を教えて欲しいんです。」
「はい、えっと…、」

妃咲は、カリカリと、
その日の行動を近くにあった紙に記入しはじめた

「はい、こんな感じです。」

「これらを証明出来る人物は居ますか?」

「え…、えっと。碧なら出来ますよ、一日一緒でしたから。」
「仲間内だと証明にならないんですがね…。」

「それって、私達が口裏を合わせてるって言いたいんですか?」
「いえ、そういう訳ではないんですがね?」

「…。」
「そういう場合も考えられる、と言っているのです。」

今回妃咲のケーキを頼んでいた店は、神戸では有名な店で、
それなりの評価もあった。

それを知っていた藍々が鳳には内緒で妃咲とケーキを山分けした、という
可能性もある。

「…碧以外に証明できる人は居ません。」
「何か証拠があればいいんですがね…、なら貴方も被害者ではなく、
 加害者の可能性もある、という訳ですね。」

そう告げると、彼女は腹を立てた様子で去った。

人間が怒りをあらわにした時に、素が出やすいという。

これで犯人が妃咲だったら…。

いや、まだ結論着けるのは早い、さて。
次は藍々 碧に事情聴取だな。


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※この物語はフィクションです。