[No Distance小説大会 Vol.02]
監督&原案 : 鳳 ヰ流
原案&著者 : 藍々 碧
出演    : 千 妃咲

[ 1話] >>Detective!!


>>Detective!!

私は今まで、2つ・3つ程の難事件に関わってきたが、
一度も犯人を見付け出す事が出来ずにいた。

だから、今回の事件を私はなんとしても解決し、
汚名挽回をしなければならないのだ。
(ワザトデスよ。注意:本当は名誉挽回です。)

イキナリ、その情報だけを聞くと、なんというダメな奴だと思うかもしれないが、
正直、私は探偵学校も末席で卒業した。

どのような謎解き小説でも、先に展開が読めるなんて技が出来る筈もないが、
全てが簡単に解決するとすれば、私の存在は不要だろう。

そう私こそが、名探偵 ルナである。

今までは運が悪かったのだ。

犯人を挙げる前に、犯人が自首したり、
私が考えたよりも、簡単な解であったり…。
(この時は子どもの悪戯というオチだった。)

言わば、私には何の汚点もないが、自信の関わってきた事件の経歴を述べる際に、
この事を一々説明している間もない。

では、余談はこれ程にして、早速、今回の事件について話そう。

事件は、今回の依頼者である、鳳組の[鳳 ヰ流]と[藍々 碧]の2人が、
[千 妃咲]の誕生日祝いを行っていた時に起きた。

鳳と藍々が千に内緒で用意した、バースデーケーキを
彼女に披露する時には起きていたという。

その日、3人は、某カラオケ店で5月23日に21歳になった
千の遅いパーティーを行っていた。

それは、鳳と藍々の計画では、
可愛らしく装飾されたバースデーケーキが、
千へのサプライズと共に、披露され、
3人の笑いの絶えない日になるはずだった。

しかし、その願いも空しく、ケーキの箱をいざ開いてみると、
あるはずのケーキは、
無残にも食された後だったのだ…。

楽しい筈のパーティーが、悲しみに包まれた。

ここまでが事件のあらすじである。


次へ
TOPへ戻る

※この物語はフィクションです。